世界四大文明における香りの文化を表した花崗岩のレリーフ4枚が、中庭壁面を飾っている。

分 類レリーフ
作 者美術計画 仲山 進作
制作年平成9年(1997)
場 所磐田市香りの博物館(立野)

取材をおえて

エジプト、メソポタミア、インド、中国のレリーフには、蓮や牡丹の花と共に、香りにまつわる様々な場面が彫られている。古代から、人々の生活に香りが深く関わってきたことを、物語っているようだ。身にまとうだけでなく、衣類や室内外、街角にまで香りが身近になった現代の私たちに、香りの奥深さを感じさせる。

道路を挟んで反対側には、環境省より2001年「全国かおりの風景100選」に認定されたという公園がある。木々に囲まれた芝生の広場やハーブ園も整備されており、地域の人々の憩いの場所となっている。