交流センター玄関からまっすぐ正面にある階段を見上げると光を通して青が基調の美しいステンドグラスが設置されている。

分 類ステンドグラス
作 者仲山進作、土屋忠男
制作年平成4年~5年(1992~1993)
場 所磐田市竜洋コミュニティセンター(岡)
詳 細縦220㎝×横380㎝

取材をおえて

階段を上るにつれて見えてくるのは、しぶきが飛び散るなか、たゆとう波とその中に据えられている二枚の額絵。透明枠と黒い枠に囲まれた額の中には寒色の波間に上下に流れる何本もの暖色の帯。波に翻弄されているようで、ゆるやかに柔軟に流れるエネルギー。それは見る人をハッとさせる配色で、熱い思い、内に秘めた力のようなものを感じる。
ふり返ると、2階手すり下を囲うアクリル板に明るい色彩が映っている。
建物の裏に回り込むと外からダークな色のステンドグラスを見ることができる。夜には室内の明かりを通した美しい色合いが眺められるはずだ。

踊り場の別の壁には地域の作家による油彩の大作が掲げられている。