「林宝会」は団体名にもある通り、宝生流能楽の謡曲と仕舞のお稽古の会です。代表者は宝生流教授嘱託会の会員で、初心者への指導を行う資格を持っています。
能楽(謡曲=うたい)は武家の基礎教養であり、明治以降昭和までは政財界人の多くがこれを共通の教養としていました。和歌の技法も意識せずに学ぶことができるので、古典の素養も身に付きます。従来社交のために共通の趣味としてカラオケのように楽しんでいたものです。最近学ぶ人が少なくなったのは残念なことですが「つづれの錦」と呼ばれた名文を、黙読するだけでなく声を出して謡ってみるのは快感でもあり、健康にもよいと思われます。
毎月のお稽古は池田地区にある熊野伝統芸能館和室で、原則として第2,第4の水曜夜に実施中です。2019年には市の文化協会の総会後「能楽鑑賞基本のキ」と題して講座を開きました。年齢不問ですので小学生以上ならば何歳からでも始められます。気軽に見学においで下さい。お仲間を誘って複数で参加されると、入りやすいと思います。
お稽古だけでなく発表の機会も年に2~3回ほどあり、磐田市芸術祭や浜松市における同好者の発表会などに出演。全国規模の発表会にも参加の機会があります。
団体名 | 宝生流能楽 林宝会 |
よみがな | ほうしょうりゅうのうがく りんぽうかい |
代表者 | 岩上 治 |
連絡先 | 〒438-0831 磐田市上新屋42-1 電話:080-4372-2552 |
構成員数 | 5名 |
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