磐田市と長野県駒ケ根市との友好都市提携30周年を記念して設置した。
森のような木々に囲まれ、盛り土の上に大小の石と共に山のレリーフが施されたモニュメントが設置されている。
分 類 | 石彫 |
作 者 | 不明 |
制作年 | 平成9年(1997) |
場 所 | 安久路公園 |
取材をおえて
メタリック色で煌めく山のレリーフを抱くように造られたモニュメントは、自然を抱く宇宙のように見える。丁寧に表現されたレリーフは見ごたえがあり、見つめていると駒ケ根の地を彷彿とさせる。
周囲を取り巻く木々からは小鳥のさえずりが聞こえ、木々のざわめきは人々に何かを語りかけているようだ。西側崖の上を走る車が途絶えると、深い森の中にいるような錯覚に陥る。
周囲には18個の石が置かれ長野県に点在する、駒ケ根の山々を表しているのか。少し離れた所にも大石が7個配されている。
ジュビロ磐田の練習日には、この閑静な場所もまた違った空気に染まるのだろう。