公園の開設を記念して建てられる。
1メートルを超す大石、三面に喜怒哀の表情が彫られている。

分 類石彫
作 者不詳
制作年昭和58年(1983)
場 所今之浦公園

取材をおえて

公園入口に立つと、通路真ん中に鎮座する大石が目に入る。正面には笑顔が、裏には泣き顔と怒りの顔が彫られていて、百面相ならぬ三面相になっている。
訪れた人は歓迎され、帰って行く人は別れを惜しまれているように感じるのではないか。では怒りは・・怪我や喧嘩などが起きないようにとの魔除け?
設置されたばかりの時は、白っぽい色だったとはかつてこの公園で遊んだことのある方の記憶。
時と共に塗装は失われてしまったが、木漏れ日の中、風景に溶け込み、やさしく人々を見守っている。