藤と太陽をモチーフに、鉄の鍛造および真鍮鋳造で造られた門扉。
分 類 | 鍛造および鋳造物 |
作 者 | 美術計画 仲山進作 |
制作年 | 平成9年(1997) |
場 所 | 磐田香りの博物館(立野) |
取材をおえて
外壁を、数種の緑の小さなタイルで覆われた建物が、遠くからも目を引く。
入り口には、やはり緑に塗られた欧風のしゃれた門扉が、博物館と歩道の境に立っている。平面に施された藤の花とアラベスク文様のようにデザインされた立体的なつるの対比が面白い。上部の黄金に輝く太陽は、ヴェルサイユ宮殿の太陽王ルイ16世を思い起こさせる。
道路を挟んで反対側には、環境省より2001年「全国かおりの風景100選」に認定されたという公園がある。木々に囲まれた芝生の広場やハーブ園も整備されており、地域の人々の憩いの場所となっている。