鞆型埴輪(ともがたはにわ)は、弓矢を射るときに弦で手首を痛めないように手首につけた防具「鞆」を模した埴輪。
昭和31,32(1956,57)年に発掘調査された古墳時代中期(約1500年前)の堂山古墳(どうやまこふん)から出土。
直線と曲線の幾何学的な模様が刻まれ、おおらかな形状によく調和した格調の高い美を醸し出している。
「磐田の古墳文化の象徴」としてこのモニュメントは磐田駅に飾られていたが、御厨駅の開業に伴い当駅の南口広場に移設された。
御厨古墳群や兔山公園等の歴史・文化的資源があふれ、古くから人々が居住する地域の新たなシンボルとして南口広場は整備された。
分 類 | 石造物 |
作 者 | モニュメント制作会社 |
制作年 | 市制施行20周年記念 昭和43年4月 磐田駅に設置 JR御厨駅の開業(2020・令和2年3月)に伴い、南口広場に移設 |
場 所 | JR御厨駅南口広場 |
詳 細 | 鞆型埴輪を約3倍に拡大してかたどったもの |